歌いました★


現地時間19日00:01。



ジャンカルロさんの歌を聴いてきました。
いや、ジャンカルロさんの歌で踊ってきました、が正しい・・・かな。


デージもよく分かってるんだか分かってないんだか
(多分よく分かっていなかったと思う)、
会場に着いたら、どうみてもダンスホール


ステージの上ではジャンカルロさんらしき人が
サウンドチェック中。


そういえば
イタリアについて2日目くらいのときに、
「彼は歌うときにカラオケ(BASE MUSICAというらしい)を使うのよ」
とデージが言っていたよなぁ。
ステージにはシンセサイザーと小さなミキサー・・・だけだったような?


そしてご挨拶。
・・・ご挨拶くらいしかできないので、
後はデージが私の代わりに色々話してくれます
(すみません、箱入り娘で★)。


私のコンコルソの話になったようで
「その曲はあったかなぁ・・・??」と
シンセサイザーに入っている曲を探すジャンカルロ。


・・・あったんだなぁ、これが!!
で、マイクを渡され歌ったのだよ。


「じゃあ、また後で歌ってね」とジャンカルロ。




・・・だから、お昼の後にデージに聞いたのにぃ。
「あなたは何を着ていくの?」ってーーーー!


「何でもいいのよ、マキコ!
 カジュアルでもセクシーでも、エレガントでも!
 イタリア人は全然気にしないわ!!」


・・・私は気にするっ!!


しかも、デージはかなりお洒落な格好で約束の時間に現れたのだ。
私は全くの普段着だよ(後ほど公開します)。


マ、私の場合は、色々な事情があって
普段着でしかいけなかったのだけど・・・。
ワンピースはちょっと昼間じゃ似合わない気がしたし・・・。
それもまた後ほど書くことにして・・・。




そんなこんなでダンスの会(?)が始まった。
これは歌うジャンカルロ。


これは私も踊れる“グループ踊り”(命名センス無しですね、ははは)。


会の雰囲気は伝わったでしょうかね??


この前行ったディスコでは
歌い手2人に、演奏者が3人くらいに、音響、照明までいた。
今日はジャンカルロ1人でステージを切り盛りしている。
途中、歌無しの曲もあるけれど、ほとんど歌いっぱなし。
休憩だって2回、それも短い。


ジャンカルロ、歌はもちろん上手だと思うのだけど、
要はBGMなわけで、何だかもったいない。
踊る方からすれば贅沢なのかな。


デージの話によると
「イタリアでは若者はディスコで踊るし、
 それ以上の人たちはこういうところで踊っているのよ!」
だそうで、うん、でも確かにどの人も本当に楽しそうに踊ってる。
形ばかりにとらわれがちな日本とは、そこが大きく違う気がした。


ダンスが日常的なものなら
ダンスの会に歌い手さんがいるのは当たり前なのかもしれない。




さ、2回目の休憩の後、その時は来ました★
ジャンカルロが紹介してくれます。
「日本からやってきたマキコが歌うよ!」(かなり李訳)


「ボナセーラー!はじめまして!マキコですー!」
・・・十分過ぎるくらい喋ったでしょう!?(苦笑)


休憩直後だったこともあって、
70名近くは居ると思われるダンス愛好家の方々は
席について私の歌を聴いてくださいました。


でね!
ほら、イタリアの歌手が歌うところをYoutubeなんかで観ると、
サビのところになると拍手がよく沸き起こるでしょ???


・・・あれだったんだよぉ、まさに★


イタリアではそういうものなのかなぁ。
それはよく分からないけど
ともあれ、とっても嬉しかったです。


そしてデージが激写した私の歌っている写真★


・・・脚!!


「薄暗いし、メガネがなくてよく見えなかったのよぉ、マキコ!」
と弁明しておりました。
面白かったので許してあげマース★


歌い終わって席に戻ってくると
たくさんの人が褒めてくださって、
私はたくさんありがとうを言いました。


機会を与えてくださったジャンカルロに感謝です。

(ね?味気ない格好でしょ?私)



“ジャンカルロ”は“ジャン・カルロ”なの?ってデージに聞いたら
“ジャンカルロ”が名前なんだそうです。
日本で言うところの“五郎左衛門”みたいな名前なのかな。





帰りの車の中でデージが興奮しながら
「マキコ!グランデ○○だったわね!!」と言うんだけど、
その「○○」が分からなくて辞書を引く私。


・・・喜びもタイミングが大事!ご、ごめんね、デージ。


「○○」は「成功」だった。(すみませんね、簡単な単語も分からずに)
要は「大成功だったわね!!」ってこと。


ここで初めて2人の喜びがピタッときて、大盛り上がり★
「私も嬉しいわー★」とデージ。
私、「大成功、それはあなたが・・・、あなたが・・・」
えーっと・・・、辞書、辞書・・・・


「それはあなたがとても親切だからです!!」
(・・・この語彙の無さ!!ま、いいのです★)


その言葉にデージも満足げ。
満たされた気持ちで、
さらにお腹も満たしたいので家路を急ぐのでありました。



そして、満足じゃないのはロレンツォ。
会の終わりが遅かったために
夕飯の時間に帰れなかったため
1人で夕食。
ロレンツォは料理ができない。
・・・何を食べたんだろう。


私たちはスープとステーキとサラダを食べました★



デージは太りたくないという理由で
プリモピアットをあまりとりません。
お昼もスパゲッティだったけれど、ほとんど食べてない。


それでも出かけるときに
履こうとしたズボンのジッパーが上がらなかったらしく、
「明日は歩きながら会話の練習よ!」と言っておりました。


実は私も履いていったズボンとは別のものを履こうと思ったんだけど、
何だかピッタリすぎて(ちょっと前だと多少余裕があった)
これで快適なのかどうかが分からなくなって、
履いていくのを断念したのである。


「イタリアには2本しかズボンを持ってきてないの、
 でも一本は履けないから、もうこのズボンだけ」
という話をしたら、
すかさずデージが
「ディスコに行くときに黒いズボンを履いてたわよね??」と言う。


・・・むむむ、よく見ているな、おぬし。
仕方ない、真実を述べよう。


「あの黒いズボンはね、・・・パジャマなのよ!」


「オーー!ディアーー!!」デージは大笑い。


・・・マキコを甘く見てはいかんぜよ。
ときに物凄い裏技(いや、反則??)を繰り出すのだ、ははは★




さ、明日はまたレッスンがあります。9時からね。