私は〜になる

現地時間15日15:30.



今日こそ昼寝をしようと企んでいる。
寝ないと脳みそがショートしそう。


それでも毎日7時間くらいは寝ているけど・・・。
贅沢だ、皆さんすみません。
でも私のベストな睡眠時間は8時間半★


日本ではそんなに睡眠時間は取れていなかったもんな。




今日は未来を勉強しました。
これまた動詞が活用するので、
未来に行こうとしても行き損ねてばかりなのであります。


しかも現在も過去も動詞活用するから
未来のつもりが過去だったり、
時制は合っていても使う動詞を間違えていたり・・・。


おかげで私がイタリア語で語る人生は“波乱万丈”なり。


“〜になる"というイタリア語を使って
現在・過去・未来で文章を作りなさい、という問題を出されて、
・・・いやさ、これは単なる問題だから
事実を述べなくてもよいわけでしょ?
「私は医者になる」とか「私は歌手になるだろう」とか
「私は背が高くなった」とかね、単純に考えればいいのに、


どうも私はこういうのダメだよなぁ(苦笑)。


「私はリンゴになる」とか「私は犬になるだろう」とか
「私は長くなった(lungo)」とか、
思いつくのがシュールな内容過ぎて
(真面目に考えようとするんだけど、シュールな方に逸れていく)、
でもデージにはきっと私が真面目に
「リンゴになる!」と言っているのかと思うだろうから、
頭の中のシュールな内容を必死に隠しつつ(だって笑っちゃうんだもん)、
あ、でも「私は長くなった」はデージに言ってみたんだよな。


言った瞬間は「オー!マキコ!」って、
そんなのないわよ〜って顔をしたんだけど、
・・・ジワジワきたらしい。大笑い。
私の作戦勝ちだわ★日本人の敵は手強いのである、あはは★★


日本でも海外の人がつたない日本語を喋っていると
なんとなく場が和むというか、
まぁ、日本在住の外国人パフォーマーなんかは
そこを逆手にとってうまく場を和ませているわけだが、
・・・そんな感じをイメージしてみました。
(真面目に勉強しなさい!って??)



私の敵は、イタリアの太陽だ!
服を着ていても背中に日を浴びていると痛い気がする。
それだけいい天気なのである。


ロレンツォも私たちが勉強している向こうの方で
分厚い本を広げて読書している。


デージがロレンツォに
「あなた、黒くいわよ〜、オバマみたい!」って言ってた。
・・・私には赤くなってるようにしか見えないんだけどなぁ。



発音の練習もする。
RとLの発音は、英語も難しいけれど、イタリア語もまた難しい。
RとLが混じっている単語だと大変。
思うように舌が動かないし、動かそうとすると逆に緊張が高まって動かない。



お昼になってキッチンに行く途中、
スィスィがおもちゃで遊んでいた。


・・・いや、ヤモリだ。


今回はもう昨日のねずみとは違ってダメそう、
しっぽとか、もげてるし・・・。
あーあ。




突然ですが、
私は長ネギがあまり好きではない。
よく煮てあったり、焼いてあれば平気なんだけど、
生っぽくてシャリシャリしてるのは苦手。
でも、ネギだけの料理って日本には無いでしょ?


イギリスにもあったけれど、イタリアにもあった。
長ネギではないんだけど
長ネギを短くして太くしたような野菜。
これをサラダに入れたりする。
イギリスではネギみたいなのを避けて食べてたの。


今日のお昼のサラダは
ネギみたいな野菜とツナを混ぜたサラダ。
野菜はネギみたいなのだけ。


・・・ついに来た。
ネギという名前ではないが、明らかにネギだ、これは。
ピンチ。


食べなくたっていいのだ、強制はされない。


・・・でも、
「ものすごーくネギっぽいけど、違うかもしれないよなぁ」
と思っている私がどこかにいた。
試してみないと分からないしね。
決め付けて避けていたら、人生、損することも多いし。
だから食べてみたの。


長ネギよりも自己主張は少ない気がする。
一緒に入っているツナの味が勝っていて、おいしい。
リコッタというチーズと一緒にオリーブオイルと絡めて
パンに乗せて食べるととても美味しかった。


イタリアのネギとは仲良くなれそう★



勉強も気持ちを入れ直して頑張らないと!
よし、
そのために昼寝をしよう★
おやすみなさい。