コンサートのこと その1

コンサートのことを記録も兼ねて書いていきたいと思います。
コンサートに至るいきさつとか、
その他諸々のことも・・・。脱線しつつ進みます。



ええと、
まずは私が今年の7月に
「太陽カンツォーネコンコルソ(コンクール)」ポピュラーの部で
2等をいただいたことから始まったのね。


4、5年前に今の師匠のところに来てから
「あなた、目標を持ちなさいよ!」と言われ、
出場を目指すことをすすめられたのだった。
私、今までコンクールに出るとか、
そういうことを考えたことが全くなかったので、
確かに目標を持つって大事よね、って素直にそう思ったのです。


そして、
コンクールで歌う歌を1曲きちんと仕上げるという作業は、
私にとっては、たくさんの歌を覚えるよりもずっと大事なことであり、
技術的にも、気持ちの面においても
私を押し上げてくれるように思えました。




今年は春から通信制の大学での勉強を始めて、
パネルシアターのお仕事は変わらず受けていたので、
単純にすることがたくさんになったのだけど、
そんな中でのコンクール、そして受賞で、
「わーい」と言っている間もなく、
8月の1ヶ月間は大学のスクーリングで毎日朝から夕方までお勉強、
それが終わった9月には
8月丸々お休みしていたパネルシアターのお仕事や作業がグワッとやってきて、
それでも9月あたまに師匠から
「あなた、せっかく受賞したのに何もやらないの?!」と言われ、
おお!?確かにそうだ、今年何かやらないと意味ないぞ、
レッスンから帰ったと同時にとりあえず場所を探して押さえて・・・、
今回のコンサートをすることになりました。
(長い前置きだ・・・)



前回、ソロコンサートしたのは7年前で、
その頃は今と違ってもっと時間に余裕があったし、
環境も色々前回と今回とでは違っていたので、
また1から始めるつもりで準備に取り掛かりました。



選曲の段階でかなり悩んでしまって・・・。
というのは、
きっと今回のコンサートに来てくださるお客さまは
私が歌っていることを知らない方が多い、
しかも、
パネルシアターのとぼけたぴんくちゃんの私しか知らない方も多い。
カンツォーネという言葉すら知らない方も多い。



お客さまをビックリ驚かせることはできても、
楽しんでいただける内容にできるのかどうか、
それは本当に悩みました。
カンツォーネばかり選曲してお客さまは楽しいかしら???
やっぱり知っている曲が多い方がいいし・・・。



・・・結局、カンツォーネが3分の2くらいの割合でしたが(苦笑)。
カンツォーネのコンクールの受賞記念コンサートだから
カンツォーネが多くても許してもらえるかな、
また、カンツォーネを知らないお客さまには
この曲がカンツォーネという感覚を持たないで聴いてもらえたらいいな、
なんて思いながら選曲しました。
シャンソンを2曲と日本の曲を3曲、
それから、これは外せないの、パネルシアター!



でも、
お客さまが大人であることを考えると
普段、子どもを対象としているホワイトパネルの方は
ちょっとできないと思っていたので、
ブラックライトで照らしながら進めていく
ブラックパネルシアターと歌とを組み合わせることに。
これが2曲分。


つづく